シドニーのジャパレスの面接で、初めて会った面接官に説教をされた話

こんにちは。おーちゃんです。

 

今日は前回に続きジャパレス(日本食レストラン ※ジャパニーズレストランの略)に関するエピソードをもう1つ書きたいと思います。

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タイトルの通り、私はシドニーにある某ジャパレスのバイトの面接で面接官にガチで説教をされた経験があります。衝撃ですよね、、、ちなみに私は出会ってすぐの他人から説教を受けるような、いわゆるヤンチャで悪そうなタイプではありません。笑

 

衝撃の体験をしたのは今から2ヶ月前、シドニーについてすぐの頃。前回の記事で書いたジャパレスの面接の数日前です。手っ取り早く働ける仕事を探していたときに、そこの求人を見つけました。(ここではM屋とします。)

早速メールで履歴書を送ると返事が返ってきて、面接の機会を頂くことになりました。数多くのジャパレス求人からたまたま見つけたM屋の面接です。特に何も考えず、給料や条件が悪すぎたら断ろう、という気持ちで現地に向かいました。

 

現地に着くと、自己紹介書のような紙を渡され記入するよう言われました。そこには名前や住所の他に、「あなたの夢はなんですか?」や「オーストラリアでやりたいことはなんですか?」という質問がありました。それを見たとき、ジャパレスの面接でどこまで聞いてくるんだ、と疑問に思いましたが、あまり深く考えず適当に穴を埋めていきました。

 

その後面接が始まりました。そこで面接官からでた最初の質問が、「志望動機はなんですか?」というものでした。私はこの質問に少し戸惑いました。(ジャパレスのバイトに特別な志望動機なんてないけど、、)と思いながらもアドリブで適当に答えました。

 

すると面接官は続いて、「他のジャパレスではなくM屋を選んだ理由を教えてください」と質問してきました。さすがにこの質問にはアドリブでパッと答えられませんでした。M屋も他店も私にとっては同じ「ただのジャパレス」でしかなかったからです。

私は言いました。「御社の求人を見たときに、なにか縁のようなものを感じたので応募しました。」、、、かなり苦しいですね。気まずかったです。笑 

 

面接官の質問は続きます。「当グループは複数店舗を展開していますが、どこで働きたいですか?」私はどこに店舗があるのかよく把握していなかったので、「どこで働くことになっても頑張りたいと思っています。」と答えました。そのときは、家から通いやすい希望勤務地を聞かれていると思っていました。

 

すると面接官は言いました。「うちはそれぞれのお店にコンセプトがあるのはご存知ですか?居酒屋風なお店もあれば、定食屋さん、高級レストランなど、店舗によって雰囲気も働き方も全然違いますよ?」

面接官の質問は続きます。「うちがいくつ店舗を持っているのかはご存知ですか?」私はもう無理だと思って、正直に言いました。「すみません、わからないです。私の勉強不足です。」

すると面接官は、手に持っていたペンを置いて、こう言いました。

 

「うちは夢を持って一生懸命がんばっている人を雇いたいんです。うちで学んで飲食のプロになりたいとか、日本に帰ったら飲食店を経営したいとか、そんな夢を持った人を求めています。面接に来た人誰でもいいわけじゃないんです。中途半端な気持ちで来る人は中途半端にやめていきます。もう一度考え直してきてください。もしもう一度考えて、それでもやっぱりうちで働きたいと思ったときに、改めて面接を受けに来てください。うちのことを知りたければ、一度お店にお客さんとして食べにきてみてください。…なにか最後に言いたいことはありますか。」

 

いやいや、、、まじかよ。ってなりましたね。ジャパレスの面接でどこまで言われなあかんの!?って。逆にだんだんムカついてきた私は、最後に面接官に言いました。「私はシドニーで他にやりたいことがあるので、とりあえずの生活費を稼ぐためにバイトを探しています。たまたまM屋さんが求人を出していたので応募しました。M屋さんがそのような人をお探しだったということであれば、それを知らなかった私の確認不足です。この面接を通して私には合っていないと思いました。今日はお時間ありがとうございました。」

 

今までこんなジャパレスの面接は聞いたことがありません。ジャパレスは常に人を求めていて、面接時には労働条件を話し合って、合意すればそのまま働く、というイメージでした。それは、ワーホリ勢の中ではジャパレスで働くのは最終手段というイメージがあるからです。ワーホリに来ている日本人は、英語を身に付けたいという目的を持った人が多いので、日本語環境のジャパレスで働きたくないと思うのは仕方ないことだと思います。そんなジャパレスの面接で、私のことを何も知らない他人にそこまで言われたのに対して、かなりモヤモヤしました。なんか変な面接官に会ったな、という気持ちで帰りました。

 

それからそこのお店には良いイメージを持っていなかったんですが、最近その考えが改まる出来事がありました。ほんの数日前です。前回のジャパレス記事を書いた後に、記事を読んでくれた友人Tさんからコメントをもらいました。彼は日本で飲食店を経営していた経験があり、パースにいるときに知り合った友人です。彼は言いました。

 

 「1番俺が危険に感じる考え方は、『ジャパレス=働く最終手段。』こういう考え方が万延すると、雇用する側は足下を見出して、雇用される側はジャパレスやから簡単に採用されるっていう甘い考えが生まれる。俺はもしジャパレスで働くってなったら、そこで得れることは根こそぎ得ようと思ってる。それぐらいのモチベーションを維持させてもらえるような場所を選ぶ。俺は飲食で生きてきたから、ジャパレスで働くメリットが賄いだけっていう考えはしたくない。現状それしかメリットがない店が圧倒的に多いやろうけど、こういった問題にしっかり向き合ってるお店も多少なりあることを信じたい。」

 

私はこれを聞いたときにM屋を思い出しました。M屋はきっとそういうプライドを持ってお店を経営しているんだと、このときに気づきました。最終手段ではなく、そこを自ら選んで来てもらえるようなお店だという自負があったんだと思います。そして実際M屋はシドニーで三本の指に入る大きなジャパレスグループで、給料もきちんと合法基準で支払っている優良店でした。

 

私はこのとき、面接で少し生意気な態度を取ってしまって申し訳なかったな、と思ったと同時に、異国の地で日本食を広めるために頑張っているM屋を誇らしく思いました。(だれ目線って感じですが。笑)

 

まだM屋には食べにいったことがなかったので、この機会に近々行ってみようと思います。

 

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